ハンドボールはプロリーグがなく、初心者から上級者まで幅広いレベルの選手がいます。アマチュアスポーツですが人気は高く、若い世代を中心に人気が上昇しているスポーツです。
楽しいスポーツですが、ルールを守って行わないと怪我をするリスクが高いので、始める前に知っておきたいポイントを5つ紹介します。ハンドボールのコートの大きさは縦が40mで横は20mです。フットサルと同じくらいのスペースですが、ゴールキーパーを除く6人がコートプレーヤーなので、コート上には12人の選手がいます。狭いスペースを12人が走り回っているので、接触も多くなりがちです。接触による怪我が多いので、ボールを持っていないときも周りを常に確認するのが大事です。
ボールとゴールばかり見ていると危険なので、視野は広く確保しておくことが重要です。特に守備のときは相手の体に接触しないように気をつけなければいけません。相手を抱え込むように止めたり、体の動きを抑えるようなプレーは反則になります。攻撃側にもいくつか反則があるので、これも絶対に知っておきたいです。ハンドボールは手を使ってボールを扱うので、足で蹴るのは駄目です。足元のボールも必ず手を使ってコントロールしなければいけません。ボールを持ったまま3歩以上歩くとオーバーステップという反則になるので、攻撃側は自由にボールを持って歩き回ることはできないです。空中でボールをもらった場合は一歩目のカウントはされないので、これはバスケットボールとは違う点です。
相手を交わすためにはタイミングよくジャンプするのがポイントです。ジャンプを上手く使うと躍動感があるプレーを行うことができます。ダブルドリブルも禁止なので、バスケットボールと同じようにドリブルの途中で一度ボールを持ち、再びドリブルを開始すると反則行為になります。止まった状態で3秒以上ボールを持ってしまうとオーバータイムという反則となり、相手ボールになります。攻撃のチャンスをつぶしてしまい、守備の時間が長くなるのでこの反則は避けたいです。これらのポイントを知っておくと初心者でもすぐに活躍することができます。
基本的にはバスケットボールと同じようなルールなので、バスケットボールに馴染みがある人はすぐに慣れます。バスケットボールと違うのは、空中でボールをもらった場合は着地のカウントくをしないところです。コートは狭いので相手を交わすためにはパスワークとフェイントが大事です。